すべての詞を、劇団新感線の役者兼音楽部長をされている右近健一さんの訳詞で歌わせていただく事になりました。
右近健一さんの生誕50周年記念本「ザ☆右近健一」。今まで手がけた訳詞も多数収録されています。
ポップでありながら、元の歌詞のニュアンスや音韻を損なわない「超訳」
シャンソンには昭和の頃から歌い継がれているスタンダードな日本語詞があるのですが、当時の日本人の生活や感覚に合う様に設定や内容を変えているので、どちらかと言うと創作に近いものもありました。
右近さんは「クイーンマニア」の頃から、洋楽を日本語で歌っていましたが、私がライブでご一緒してから、シャンソンの訳詞をお願いしたところ、単にきれいな言葉を並べた詞ではなく、曲のシニカルなニュアンスまで誰にでも伝わる表現で書かれていて衝撃を受けました。
その後シャンソンに留まらず。ビートルズやカーペンターズ、ジャーニーやヴィレッジピープルなどのポップスや様々な曲の訳詞に取り組んでいます。
映画音楽の詞の世界を日本語で
今回、すべての訳詞を右近健一さんの訳詞で歌わせていただく事で、対訳で意味は分かっていた曲も音楽に乗せると生き生きと映画の世界が蘇ってきます。既に訳詞がついている映画音楽も新たに作りました。今回のライブ配信で、より多くの方に右近ワールドを体験していただければと思っています。
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